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脱税と節税は全く異なります
火曜日, 9月 22nd, 2009脱税で逮捕される人がいます。一方、追加の税金を払ったらそれで終わりの人もいます。その違いは、何でしょうか??
脱税は所得税法違反といいます。不正な手段で課税を免れることです。
本来所得がある場合は、税務署に申告しなければならないのですが、その所得を隠したりして、納めるべき税金を1円でも意図的に逃れようとすることが、脱税です。 そして、税務調査官と呼ばれる人が、税務署(主に個人・一般企業)にも国税局(管轄は一部上場企業など大企業)にもいますが、そういった人たちが、通帳や帳簿などを調べ申告漏れを摘発します。 このときに、追徴課税を加算されます。しかし、悪質な所得隠しや、経費の水増しや架空口座などの場合は、重加算税も課されます。それと同時に検察庁に刑事告発が可能です。 したがって、脱税でも悪質なケースとそうでないケースにより逮捕されるかどうかが決まります。単に申告漏れの場合は脱税となりますが、意図的ではなかった、また悪質ではないということで不起訴となります。 売上を計上しなかったという程度ならそうなりますね。
そこに、売上を意図的に数字を操作していたり、誤魔化そうとしている意思があれば悪質なケースになります。 脱税と節税は紙一重という言葉もたまに聴きますがそれは全く違います。税金を安く抑えるため、という結果は同じですが、 節税・・・正当な法律にのっとったやり方で利益を抑え納付すべき税金を少なくする 脱税・・・違法な方法で利益を抑え納付すべき税金を少なくする ということです。
税金を抑えるためにとるべき手段が、隠すという行為が含まれていれば悪質な脱税となります。 決算間際でバタバタしてしまい、節税対策を講じる時間がなかった場合、苦し紛れに誤魔化すような行為は絶対にしてはなりません。 毎月の試算表を早期に作成し、税額シミュレーションを通じて、適切な節税対策を行えるように普段からしておく必要があります。
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