建設業の利益を残すための仕組み作り

(1)資金計画・利益計画

(2)目標の設定

(3)経理の改善 ~ 経理部を経営管理部門へ ~

(4)自計化の確立 建設業専用の会計ソフト導入

(5)試算表の早期作成

(6)利益先行管理

(7)決算対策・来期構想

 

 

 

 

建設業界では、よく「原価管理が重要だ」と言われます。しかし、実際、建設業の会社で行われているのは、「原価集計」に過ぎません。ほとんどの建設業の方が決算時期になって、慌てて期末の仕掛工事を集計しています。

【期末の仕掛工事】が決定 ⇒ 【完成原価】が決定 ⇒ 【工事利益(粗利)】が決定 の順序です。

これが建設業界でよく耳にする「決算で大きく数字が変わってしまう」ということに繋がるのです。

建設業用の会計ソフトから、完成現場ごとの業績、未完成現場ごとの業績を把握します。完成現場の業績は、毎月の試算表に反映されますが、未完成現場は反映されません。未完成現場も含めて(請負金額・実行予算)利益の予想を立てます!

期末になって、在庫をあわてて集計し、利益が大幅に変わることのないように、「利益先行管理」が必要です

 

 

 

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