脱税の手口|常連客や知り合いを使った売上除外
脱税の手口 常連客を使った売上除外
税務署は、現金商売を行っている脱税を阻止するために、調査官を客として潜入させ、売上状況などをチェックしています(覆面調査)。 小さい居酒屋やスナックでも行われる調査方法で安心はできません。 店側からすれば、いつ調査官が紛れ込んでいるかわからないので、売上を抜こうにもできません。 そこで身元を知っている客の売上だけを抜くという脱税。身元を知っている人ならば、調査官であるはずがないので、安心して売上を抜くことができるというものです。 結局、作成された決算書・申告書を調査して、「商売として成り立っているのか」「売上と仕入のバランスに不整合なところはないか」などを見られて、不正が発覚するケースが多いです。 こんな数字でどうやって生活しているのか??と目を疑いたくなるほど明らかにおかしい決算書を見ることがたまにあります。 3年、5年のサイクルで調査されて、追徴課税されると金額も大きいのでさらにダメージ!無茶はいけませんね。 |