経理業務の改善よくある話

昔からの伝票を作成し、それを20年以上付き合いのある昔からの税理士に渡して試算表の作成を依頼。

2代目社長の代になり、新しい若手税理士が自計化(自社でパソコン会計をする)進めて改善していく、、、、

経理業務の改善という観点から、自計化を導入するからには手書き伝票をなくしましょうという提案を何度となくしてきたが、経理担当者はパソコンに抵抗感があります。

それでも、指導により入力にも慣れ、毎月試算表がしっかり出るような仕組みになりました。しかし、これまでの慣習と、不安から手書きの振替伝票をどうしても廃 止することに抵抗があり、振替伝票と会計ソフトへの入力をダブルで行っています。その結果、負担も大きく、休日出勤もして入力をしています。

「振替伝票をなくしましょう!!」その方が絶対楽ですし、今までと実質的に何も変わることはないですよと何度も説明し、経理担当者も社長もそれは十分わかるがどうもね。。。やっぱり続けます、ということで続けてしまう。

試算表が早く作成されて、決算の損益予測や節税対策ができるわけで、1ヶ月以上前の試算表を見ても何の意味もありません。

経理は昔からの慣れたやり方を変えることができず、意味もない作業を続けてしまう傾向が少なくありません。常に「何のために」「経営にとって必要なものは何か」考える必要があります。

 

経理の合理化・業務改善はこちら

 

>経理合理化 / 業務改善のページトップに戻る

>お役立ち情報トップへ

△ページトップへ

Comments are closed.